日本全国海岸線走破 男鹿半島・津軽半島・下北半島 (砂岡記)

 

【なまはげ】

 男鹿半島入口のナマハゲ人形の大きさに圧倒される。





【港町】

 男鹿半島の海は碧く静かだった。





【白神山地】

 世界自然遺産白神山地の紅葉は、終わりかけていた。晩秋の白神に人気はなく、林道ですれ違う車も疎らであった。





【権現の大銀杏】

 秋田県と青森県の県境にあたる釣瓶落峠(釣瓶トンネル)に向かう県道317号を北上してゆくと、県道沿いに案内表示が出ている。(案内では「田中のイチョウ」とされている)





【十三湖の夕日】

 十三湖は青森県津軽半島北西部の日本海岸にある汽水湖である。地元津軽地区では「十三潟(じゅうさんがた)」とも呼ばれる。しじみが有名で翌日鰺ヶ沢で昼食に「しじみラーメン」なるものを食した。味はいまいちであった。 男鹿半島入口のナマハゲ人形の大きさに圧倒される。





【舞の海記念館】

 青森県鰺ヶ沢町の海の駅に併設されている相撲記念館は地元出身力士を紹介しているが、なんと言っても舞の海が有名出身力士だ。





【「舞の海」の生家】

 鰺ヶ沢駅の近くの昔時の目抜き通りにあるが、今はシャッター商店街になっているのが寂しい。





【太宰治記念館】

 明治の大地主、津島源右衛門(太宰治の父)の手で建設された入母屋作りのこの建物。太宰はこの家を「苦悩の年鑑」の中で「この父はひどく大きい家を建てたものだ。風情も何もないただ大きいのである」と書いている。 この豪邸も戦後になって津島家が手放し、昭和25年から旅館「斜陽館」として旧金木町の観光名所となり、全国から多くのファンが訪れている。





【津軽三味線】

 観光用ではあるが、太棹の響きが心地よい。





【夕闇に霞む竜飛岬】

 周辺は灯台を中心に遊歩道となっており、天気の良い日には津軽海峡を挟んだ北海道の松前半島や、海峡を行き交う船舶が見渡せる。また、渡り鳥の飛行ルートとしても重要である。海から一日中強い風が吹き付ける土地柄で、冬季でも降った雪が風に飛ばされ、深く積雪することは少ない。竜飛崎では、吹き付ける強風を利用して風力発電が行われている。





【奥谷旅館】

  「「竜飛だ」とN君が、変った調子で言った。「ここが?」落ちついて見廻すと、鶏小舎と感じたのが、すなわち竜飛の部落なのである。兇暴の風雨に対して、小さい家々が、ひしとひとかたまりになって互いに庇護し合って立っているのである。ここは、本州の極地である。この部落を過ぎて路は無い。あとは海にころげ落ちるばかりだ。路が全く絶えているのである。・・・ 露路をとおって私たちは旅館に着いた。」― 太宰治「津軽」から― 太宰が宿泊した旅館が奥谷旅館である。現在は「龍飛岬観光案内所」として2008年4月25日にオープンした





【竜飛岬の村道】

 竜飛岬は勾配が急なところに村道が敷設されており、階段になっていて、車は走行できない。村道なのでそんなものかと思っていると、近くには、れっきとした階段国道がある。 国道399号線で全国で唯一の階段国道である。





【鶴亀屋食堂】

 朝飯抜きで青森から20分位で浅虫の鶴亀屋食堂に到着。大将から大間マグロの薀蓄を拝聴する。「オーマ、オーマって名前だけで高く売りやがって、俺んちなんかじゃお客に出せなくて迷惑だ」「津軽海峡の同じマグロが、船の所属の港で産地名が変わるだけ」「竜飛港に水揚げされれば竜飛マグロ”、大間港なら大間マグロ”と 呼ばれるだけだ。」





【小盛(1500円)】

 「今日は竜飛のマグロを食っていきな」といって注文したのがこれ。この他に、サービスと称して「とろ刺し」や「ステーキ」など、これでもかって言う位出てくる。昼飯抜きと覚悟を決めて挑戦するがとても食べ切れないが、具志兄は完食した。





【恐山の石像】

 恐山の石像は観光客は我々以外に数名である。ひっそりとして気味が悪いというよりは、身が引き締まる思いがする。





【恐山菩提寺】

 冬篭りが始まり見学は閉鎖されていた。





【宇曽利湖】

 菩提寺の裏手にあるカルデラ湖である。シーンと静まり返り、今にも引き込まれそうになる。





【会津斗南藩資料館】

 明治2年(1869年)に、会津藩主松平容保の嫡男・容大は家名存続が許され、陸奥国斗南(青森県むつ市)に斗南藩を立てた。大間に入居した藩士の五代目にあたる方が家に伝えられて来た資料を公開する資料館を私費を投じて開設したのがこの資料館。





【大間郵便局】

 下北半島最北端の郵便局は、「会津斗南藩資料館」の向かい側にある。





【大間岬】

 2012年の初せりマグロは5000万円を超えたとか。










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